新宿院スタッフ

膝の水は抜いた方が良いのか。

新宿院スタッフ

最新ニュース

膝の水は抜いた方が良いのか。

皆様こんにちは。

日中暖かい日が続いていると思ったら、最近は天気も悪く寒い日もありますね(>_<)

この様な時期でもありますが、気温の変化で体調を崩さないようお気を付けください。

 

さて、今回は水が溜まったら抜いた方がいいのかと考える方が多くいらっしゃいます。

また、水を1回抜くと癖になると聞いたことがあり、抜かない方が良いのかとも、当院にいらっしゃる方から多く聞かれる質問です。

 

まずは、この水の正体とは何かという所からご説明したいと思います。

元々膝の中には関節液があります。なのでものともとは決まった量の水があるのは通常です。

しかし、膝に何らかの異常が発生し、その異常を察知した体が信号を発信し、膝の異常を修復しなければという反応で、特殊な水を出します。

そのため通常の水の量より多く膝の中に水が集まることで、曲げにくさや痛みに繋がります。

また変形が進んでいくと、この反応も乏しくなり痛みは強くなっているのに水は溜まらなくなることもあります。

抜く必要についてなのですが、医師によって見解は変わりますが、水を抜く際に膝に針を刺す処置となります。

この際に心配なのがばい菌が穿刺部位についてしまい感染症を起こす事です。

なので日常生活がままならないほどの腫れで動けないということや、ヒアルロン酸やステロイドなどの注射を行う際に針を1回さすため一緒に抜く事がありますが、極力穿刺は行わない事がほとんどです。

 

水が溜まる事があるという方は腫れや痛みは自然に治る可能性もありますが、膝の中の根本原因はまだあり、また何かのきっかけに腫れて水が溜まり痛みが出る可能性もあります。

早めの原因解明と行動が必要になりますので、お悩みの方は是非当院にご相談下さい!