新宿院スタッフ

骨盤の歪みやO脚を矯正する事が膝に良いのか?

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変形性膝関節症

骨盤の歪みやO脚を矯正する事が膝に良いのか?

こんにちは宮田遼一です!

本日は骨盤矯正、O脚矯正が膝関節に良いのか?

という質問を良く聞かれるので書いていこうと思います。

 

結論から言うと膝関節の痛みは変わるかもしれませんが

それは矯正したからとは確実には言えないという所です。

はっきり言えなくてすいません!

理由としてはまず骨盤の歪みO脚を証明する定義がない事です。

恐らく2つの言葉を聞いた時に頭に浮かぶイメージは十人十色だと思います。

足の短さや、骨盤の位置関係、骨盤の捻じれを骨盤の歪みとする場合もあります、

O脚は大腿骨軸と脛骨軸の成す角(FTA)膝関節裂隙の狭小化等も見ます。

大腿骨頭の中心と足関節の中心を結んだ線でミクリッツ線、等があります。

上記2つはレントゲンにて評価するものです。

これらをO脚と呼ぶのか?もしくは足における見た目がOというローマ字を描く事を言うのか?

分かりません。

 

基本的に骨の状態を見るのはレントゲンになります。

マッサージや整体などが見る触ってチェックする行為はあくまで情報収集です。

そして骨の変形今の体への適応だと思って下さい。

それは身体の代謝や刺激への認知によるアウトプットになります。

骨の形状を変化させるのは今の所オペが一番推奨されています。

 

しかし骨盤矯正、O脚矯正を行うことで膝の痛みを変える可能性はあります!

それは関節や筋肉への刺激により体の痛みを調整する機構が働き痛みが変わるという見方です。

人に触れていたり関節を動かしている時点で皮膚、関節その他組織への刺激による影響は無視できないのです。

骨盤の歪みO脚が変わったから痛みが変わったという証明が出来ないのです。

また姿勢などによる組織へのストレスが必ずしも痛みの発症や痛みの強度と繋がらない可能性があります。

 

骨盤矯正、O脚矯正に関して否定は全くしていません。

むしろそれらの手技で身体を良い方向へ導いている可能性もあります。

ただ骨盤の歪みやO脚に対して固執する必要はないかなと思っています。

痛みを向き合う方法や動きに関して改善する方法を沢山あるのです。

こちら↓をご参考下さい!

筋肉と膝の痛みの関係