新宿院スタッフ

変形性膝関節症とは 

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変形性膝関節症

変形性膝関節症とは 

東京ひざ関節症クリニック 新宿院
院長の 長谷川です

第6回目の投稿となります

今日は

 変形性膝関節症

について考えていきたいと思います

変形性膝関節症

この

病気とも何とも言えない

この病名

ご存知ですか?

漢字から素直に

考えてみると

『変形による膝関節の症状』

といったイメージですかね

膝が変形するとは

どうゆう状態で

何が原因なのでしょうか

一緒に考えていきましょう

おそらく

この病名にたいして

若年の方は

おそらく馴染みがないのではないでしょうか

それは

膝が痛い方のイメージとして

『高齢者』

が思い浮かぶことが多いからだと思います

それは

半分正解で

半分不正解です

詳しく解説していきます

この変形性膝関節症

国内における推定患者だけでも

1000万人以上

文献によっては2500万人以上とも言われております

加齢とともに

患者数が増えつづける

ことが特徴で

症状のある患者様だけでも

約800万人いると

言われております

この数、実に

トーゴ

の人口と同じくらいの

数になります!!!

日本で言うと

愛知県の人口より

多い計算になります

現在日本の人口は

1億2536万人だそうです(令和3年7月1日現在)

となると

日本人の約6.4%の方が

この病気によって

膝に症状があるということです

この数字は

多いか

少ないか

どうでしょうか。。。

もちろん

当院受診される

患者様の中でも

1番多い疾患になります

この病気の怖いところは

ゆっくりではありますが

進行性の病気です

特に未治療で放置しておくと

確実に進行していきます

では治療すれば完全に治るかと思えば

そうゆうわけでもないのです

ここがとても怖く、厄介なところであるのです

もちろんこの病気は

直接の死因になるわけではないので

そういう意味では怖くはないですが

以下

厚労省の資料を参考にしてますが

変形性関節症は

関節炎の中で

最も一般的なもので

膝、股関節、脊椎に生じます

変形性関節症は

関節の骨の端を覆う

滑りやすい組織である

 軟骨

に影響を与えます

軟骨は骨同士が滑ることを可能にし

動きの衝撃を吸収します

変形性関節症では軟骨の最上層が壊れてすり減り

その下の骨同士が擦れ合うようになります

そのため、痛みや腫れが出たり

関節が動きにくくなったりします

変形性関節症は

高齢者に最もよくみられますが

特に損傷した関節では

若い人にも発症することがあります

そうです

若い人にも発症することがあるのです

基本的に

軟骨がすり減ってしまうと

再生されません

すり減ったままです

膝は毎日使うものになります

毎日軟骨に負担がかかります

特に

我々人間は

2本の足で

体重を支えなければならないのです

ワンチャンや

ネコチャンと違い

体重を支える足は

2本しかないのです

ここで言いたいのは

高齢者になって

急に軟骨がすり減ってくるわけではないのです

若いうちから

負担が蓄積されて

軟骨が少しずつすり減った結果

膝に症状が現れるのです

膝の病気だから

膝の軟骨がすり減って

膝が変形するわけではなく

毎日毎日の積み重ねで

軟骨がすり減り

変形性膝関節症
という

病気になるのです

病気とも何とも言えない

この

変形性膝関節症

という病名に対する違和感は

こうゆうところから

きているのかもしれません

これについては個人的な感想になりますが。。。

何となく

お分かりいただけたかと思いますが

変形性膝関節症

早期発見、早期治療

ポイントとなります

年齢に関係なく

下記症状がある場合は

早期に整形外科受診を進めます

・起床後や長時間座った後の関節のこわばり

・1つ以上の関節の腫れや圧痛

・ガリガリとした感触や骨がこすれ合う音

変形性膝関節症と

診断がついたら

今度は治療になります

長くなってしまったので

治療に関しては

そのうち

報告させていただきたいと思います

受診の際はスタッフ一同お待ちしております

院長 長谷川

整形外科・再生医療
東京ひざ関節症クリニック 新宿院
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